真鶴半島先端の照葉樹林には、クロマツやクスノキ、スダジイなどの大木や多くの植物が生い茂っており、県の天然記念物に指定されています。
江戸時代 中期にクロマツを植樹してから始まったこの森を、地域の人々は古くから魚を寄せる効果のある森として「お林」と呼び、大切に守ってきました。
真鶴の海は、魚を寄せるとされる「魚付き林※」に指定されているお林と、生物の住み家となるごつごつとした海底の岩場によって、多くの魚が集まる 豊かな海となっています。
※魚付き林…保安林の一種で、海に樹影をおとして魚介類の 住み家をつくるなど、魚を寄せる効果があるとされる。